公益社団法人
熊本県看護協会

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画像公益社団法人熊本県看護協会

  • 総務部係長中尾 浩二 様
  • 会長本 尚美 様

生涯学び続ける看護職の方々に、
快適で魅力的な学びをお届けしたい。

熊本県の看護職(保健師・助産師・看護師・准看護師)が自らの意思で加入し、会員会費で運営される専門職能団体の熊本県看護協会。今後もさまざまな領域で活躍を期待される看護職に対し、生涯にわたり質の高い学びを提供するために導入された「manaable」について、本(もと)会長、中尾様にお聞きしました。

−貴会での研修の大切さと、コロナ発生当初の研修状況について教えていただけますか?

本会長

現在、看護職は病院やクリニックだけではなく、訪問看護や福祉・介護施設、保健所や行政など、さまざまな領域や場で活躍されています。看護職のみなさんが私たちに期待することの一つが「研修」なので、熊本県民の健康な生活を守るために看護職が求める研修・学習内容を提供しています。

新型コロナウイルスが発生した当初は、感染拡大防止の観点から多くの研修を中止せざるを得ませんでした。当時はオンライン研修も浸透しきれておらず、また現場の方も研修に参加できる時間的な余裕もなかったため、新型コロナウイルスについての研修などを提供することもままならないまま、正体が見えない状態で看護をしていました。しばらく経ち少し落ち着いてきたところで、一元的なオンラインの研修システムを取り入れようとシステムを探し始めることとなりました。

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−なぜmanaableを選ばれたのでしょうか?

中尾様

申込みから決済・受講まで一元管理できるのがとても魅力的でした。他社とも比較しましたが、一元管理できるのはmanaableだけで、それが導入の決め手になりました。これまではFAXで申込みを受付けてシステムに手入力していたので、大人数での申込みがあった際は大変でしたが、manaableの導入により、それが省略できて事務作業がとてもラクになりました。

他にも良かった点はたくさんあります。以前、申込者数が増えたときに、会場研修からZoomに切り替える作業が大変だったのですが、manaableなら研修形態を変えることも簡単です!管理画面で変更するだけで、受講者への研修提供方法を一斉にお伝えすることができます。

さらにユーザーのステータスによって研修費用が自動的に変わることに、とても魅力を感じています。たとえば会員4,000円、非会員8,000円、災害支援ナース0円に設定しておくと、「災害支援ナースの人が申し込めば、自動的に0円になる」ところもとてもいいです。設定次第でやりたいことができるのがおもしろいですね。

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−導入サポートの感想と、受講者のみなさんの反応についてはいかがでしたか?

中尾様

協会の研修運営側としては、最初の設定さえきちんとできれば、あとは流れを覚えるだけなので、運用は大変ではありませんでした。導入サポートの際は説明だけではなく、ITRAのスタッフの方が電話やメールで素早く対応してくださったので、とても心強かったです。

導入後半年くらいは受講生からの質問や問い合わせが多かったのですが、最近はかなり少なくなりました。受講生もどんどん慣れていくのを感じています。中にはパソコンに不慣れな方もいらっしゃるのですが、manaableは管理者が代理登録できるようなっているため、オンライン化が難しい方であっても受講できるようになっています。オンラインに慣れている、慣れていないに関わらず、多くの受講生がスムーズに学べる環境を提供することができ、manaableを選んで本当によかったと思いました。

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−今後、貴会の生涯学習支援をどのようにされていきたいですか?

本会長

生涯学習は、看護職が自ら望んで参加できることが大切です。現在、講師には全国でご活躍されている大学の先生や、臨床現場でご活躍されている専門看護師や認定看護師の方など、多彩な方々にお願いしています。そのような先生方からさまざまな知識や技術をご教授いただけることは、受講者にとっても魅力的なことだと思います。

今回manaableでの研修提供を開始したことで、このような充実した研修を施設代表者の方の申込みだけではなく、看護師本人が個人単位でも気軽に申込みできるようになったことがとても良かったと思っています。

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本会長

看護職とは生涯学び続けないと現場での対応ができない職種です。社会が変わり、医療技術も進歩し、さらには人々の健康ニーズや価値観も変わっていくため、学び続けていかないと、看護職としての役割を果たすことができずやりがいにつながらない職種でもあります。今回、manaableで研修を提供することで、自ら学ぼうとする看護職のみなさんに貢献できるのではないかと思います。

オンライン化のおかげで遠隔地の方も含めて、多くの方に研修を提供することができるようになりました。一方で会場で実施する研修はプラスアルファの学びがあり、かつ看護職同士のネットワークが広がるメリットもあるため、今後はオンラインと会場での研修を組み合わせながら、看護職のみなさんにより良い学びをご提供していきたいと考えています。

熊本県看護協会 総務部係長 中尾様
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