公益財団法人総合健康推進財団

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画像公益財団法人総合健康推進財団

  • 保健福祉研修センター保育士等キャリアアップ 研修運営チーム
  • 保健福祉研修センター医療機器 研修運営チーム

思い切ってシステムを切り替え、
毎日の作業が驚くほど効率的に。

膨大なデータ移行と、異なる3つのシステム。
はじまりは問題が山積みでした。

私たち公益社団法人 総合健康推進財団は、おかげさまで2025年に40周年を迎えました。当初は研究などへの助成を主な活動としていましたが、健康福祉事業をより積極的に推進するために研修事業もスタートさせました。医療機器販売研修から始まり、その後ケアマネージャー研修、そしてサービス管理責任者研修や保育士等キャリアアップ研修も行っています。

当財団が実施した過去の研修受講履歴データは想像以上に膨大な数で、何十年分におよぶデータは、エクセルで実に35万行以上もあり、新しいシステムを導入することにしました。研修運営には、
①申込管理
②決済管理
③会場or Zoom or e-learningの受講管理
があり、3つのシステムを利用することになりました。

非効率だったルーティンを
「manaable」が一気に解決してくれました。

新しいシステムでいったんは開始したものの、申込管理と決済管理、そして受講管理の3つがまったく別のシステムだったため、総務のスタッフ全員が毎朝1時間以上、作業に費やさなければなりませんでした。すべてのシステムデータをCSVでダウンロードし、次のシステムに合うように直してから次のシステムにCSVをアップロードする。あちこちにいろんなデータがあって、それを動かしながら運用しなくてはいけなかったんです。

しかもすべての作業を二重チェックしなければならないので、午前中はスタッフ数名が作業にかかりっきりでした。3つのシステムはCSVの文字コードも異なっていましたし、入金があったものをリアルタイムに確認することができないため、お問い合わせいただいても折り返しをしなくてはいけませんでした。

理事長
公益財団法人総合健康推進財団 理事長 三浦 公嗣

1983年に慶應義塾大学医学部を卒業し、同年に厚生省(当時)に入省。2000年の介護保険制度の施行まで、約3年間にわたり施行準備に携わる。文部科学省高等教育局、農林水産省消費・安全局等を経て、2014年から2016年まで厚生労働省老健局長を務め、2016年9月から学校法人藤田学園顧問及び藤田医科大学教授。同年10月から慶應義塾大学医学部教授を務め、2021年10月から2023年3月まで同特任教授。2023年4月から藤田医科大学特命教授。2023年6月から現職。

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こうした作業を毎日やっていく中で、正直「これがずっと続くのか…」という思いにかられていたのも事実です。「manaable」さんから連絡をいただいたのはちょうどその頃、2021年の秋のことでした。オフィスに来ていただいて、私たちが毎日行っている作業を直接見ていただくことにしたんです。自分たちでも薄々効率が悪い作業だとは思っていましたが、「これを毎日やっているんですね!」と驚かれたと同時に、「manaableに変えたらこの作業は不要になりますよ。この作業はこんな風に楽になりますよ!」と具体的にアドバイスしてくれました。

3つのシステムは導入したばかりでしたが、これを何年も使い続けるよりは思い切って変えたほうが効率的で良いだろうという話になりました。特に申込管理のシステムは開発にかなりの金額を投資していたので、最初は社内で稟議を通すのが大変ではありましたが、現状がいかに非効率かを伝え、理事長の承諾を得ることができました。

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私たちのパートナーとして、
ずっと伴走してくれる心強さ。

「manaable」に変えることで作業が効率的になったことはもちろん大きなメリットでしたが、サポートが手厚かったことも非常に心強かったです。特に、先ほどお伝えした過去の研修受講履歴データを入れることについても、以前使っていたシステム会社からは断られていたのですが、「manaable」さんは了承してくださいました。

それまで受講生にはIDを振っていなかったため、名前や生年月日で検索していたのですが、半角全角が混在していたり西暦や和暦も統一性がなかったりと、35万行のエクセルデータから探すにはあまりにも膨大な量すぎてエクセルが固まり、毎回本当に大変でした。こうした私たちの課題に対し、データ移行を手厚くサポートしてくださったのは本当に助かりました。またデータ移行だけでなく、困ったときは何でも相談できることもうれしかったです。以前のシステム会社は何をするにも別料金と言われていましたが、「manaable」さんは「こういう方法で解決できるかもしれません!」と言ってくださることがうれしく、同じチームという気持ちにさせてくださいました。

また受講に関して、会場、Zoom、オンデマンドとすべての受講形態を管理できるようになったことも大きなメリットでした。もしうまく対応できていなかったら相当とりこぼしていたかもしれません。「manaable」だとスタッフの人数が少なくても、多くの研修を運営することができるようになりました。以前のシステムでは絶対に無理だったと思います。

さらに導入後においても、欲しい機能を追加してくださって非常に助かりました。その一つにデジタル修了証の機能があるのですが、おかげで都道府県の研修を増やすことができました。印刷して郵送する手間が省けたので費用の削減にもつながっています。「manaable」の良さは導入してそれで終わりではなく、導入後も私たちに寄り添いながら、ベストな状態になれるよう解決まで導いてくれるところです。これからも心強いパートナーとして新規機能の開発に期待しています。

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©️2025 manaable Co., Ltd.